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過去の上演作品

伊能忠敬の日本図
伊能忠敬の日本図

一歩ずつなぞられた日本のかたち

江戸時代、56歳から17年かけて日本全国を測量し、初めて実測による日本地図を完成させた伊能忠敬。彼は正確に距離を測るため、常に同じ歩幅で歩く訓練をしていたといいます。その結果できあがった地図は、現在の衛星写真にも引けを取らないほど精緻なものです。さらにそこには、山々や海岸線の地形、街道の風景に至るまでが、まるで絵画のような美しさで描かれています。
忠敬たちはどのようにしてこの精巧な地図をつくり上げたのでしょうか。その特徴から実際の測量方法まで、伊能忠敬の日本図に込められた謎をバーチャルリアリティで解き明かします。

伊能忠敬像

どうやって測量したの? -導線法-

忠敬が測量に用いた「導線法」は、2点の距離と角度の測定をひたすら繰り返して線につなげる方法です。ミュージアムシアターでは、実際の測量の様子をナビゲーターがバーチャルリアリティでわかりやすく再現します。

導線法

2点の目印の間の距離(1)と方位(2・3)を測る。これを繰り返す。

上:角度(方位)を測る「杖先方位盤」
下:距離を測る「間縄」(左)と「鉄鎖」(右)

さらに精度を求めるため、海岸線だけでなく、目印となる高い山などの方位を測ることで誤差を修正した。

【監修】東京国立博物館【制作】凸版印刷株式会社
「伊能忠敬像」および「測量の道具」 千葉県香取市 伊能忠敬記念館蔵

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