トップ > 先端的デジタルアーカイブ技術のご紹介 > デジタルアーカイブデータの多様な出力 > 文物のデジタル化と複製制作、マルチメディア展開
TOPPANは高精細デジタル化技術とカラーマネージメント技術を活用し、アーカイブデータをさまざまなメディアへ展開しています。
デジタルデータの特徴として、情報をさまざまなメディアへ簡便に加工出来ることが挙げられます。さらに解説や見せ方を工夫することで、文化財情報を研究者向けだけでなく、広く一般に公開することが可能です。
文化財の複製物を作成する場合も、一度デジタル化することで複製物だけでなく展示用コンテンツ化、データベース化など2次的、3次的な利活用が比較的簡単に行えます。
2007年に実施した松本市所蔵の重要文化財宋版漢書の影印本(レプリカ)制作業務においては、単なるレプリカ作成だけでなく、漢書を一度デジタルアーカイブすることを提案。全60巻5,500ページにわたるアーカイブデータからレプリカ本、縮刷本、一般公開用コンテンツ、研究者向けのデータベース構築など様々な活用を行い、漢書を広く市民に公開することを可能にしました。