高野山VRを​活用した​山内周​遊促進・地​域活性化事例

コンテンツ活用
背景
高野山は、​弘法大師・​空海が​開いた​1000年以上の​歴史を​持つ聖地であり、​国内外から​多くの​観光客を​引き寄せています。​しかし​来訪者の​多くが​日帰りで​帰ってしまうなど、​周遊促進や​滞在時間延伸に​よる​地域消費の​活性化が​課題でした。​そこで、​文化資源の​ストーリーを​可視化し、​理解を​深める​仕組みと​して​デジタル技術を​活用する​取り組みが​進められました。​
ポイント
①VRシアター公開に​より​来訪導線を​創出
②ツアー・瞑想体験などリアル体験へ​展開
③​デジタル活用に​よる​周遊促進・滞在価値向上

VRシアターで文化資源をストーリーとして体感

高野山の​歴史や​文化を​没入感​ある​体験と​して​伝える​ため、​VRコンテンツ『高野山 壇上伽藍 ―地上の​曼荼羅―』が​制作されました。​専用シアターでは​250インチの​大スクリーンや​7.1chサラウンドを​用いた​上映が​行われ、​空海や壇上伽藍の​背景を​体感的に​学べる​仕組みを​実現しています。​

また​VR体験は、​来訪者の​好みに​応じて​観光情報を​案内する​機能も​持ち、​リアルな​参拝体験へと​自然に​つなげる​導線設計が​なされています。​

VRを起点にした体験・滞在価値の創出

VR鑑賞後には、​単なる​鑑賞体験を​超えて、阿字観(瞑想)体験や夜間境内ガイドウォークツアーと​いった​リアルな​プログラムへの​参加が​促されます。​これに​より、​来訪者の​滞在時間が​伸びるだけでなく、​地域の​文化​その​ものへの​理解や​関わりを​深める​場が​提供されています。
体験プログラムは、​インバウンド観光客にも​配慮した​付加価値の​高い​ツアーと​して​企画されている​点も​特徴です。​​

持ち帰り・周遊サービスによる再訪促進

VR体験を​“起点”と​して、​観光情報や​周辺地域の​魅力を​知る​デジタルコンテンツ、​スマートフォン連携ツアーガイド・​持ち帰り​コンテンツなども​提供されています。​来訪後の​旅の​思い出や​学びを​持ち帰る​ことで、​再来訪意欲や​口コミ促進に​つながる​仕組みを​形成しています。​
こうした“体験価値の​拡張”は、​単なる​鑑賞から​一歩​進んで、​文化観光全体の​周遊促進モデルと​しての​可能性を​示しています。​

メインビジュアル
VRコンテンツ『高野山 壇上伽藍—地上の曼荼羅—』
製作協力:高野山真言宗 総本山金剛峯寺
製作著作:TOPPAN株式会社 ©TOPPAN INC.

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