上演中の作品

国宝 松林図屛風-乱世を生きた絵師・等伯-
戦国武将が天下を夢みて挑んだように、絵筆によって新しい時代を切り拓こうと挑んだ長谷川等伯。
日本水墨画の最高傑作とも称される「松林図屛風」の魅力と謎に迫る。
墨の濃淡のみで巧みに描かれた、しっとりと深い霧に包まれている松林の風景。東京国立博物館所蔵の数ある国宝の中でも、安土桃山時代を代表する巨匠 長谷川等伯が描いた「松林図屛風」は極めて人気の高い作品です。また、一方で実は謎の多い作品でもあります。本VR作品では、当時の時代背景から松林図の成り立ちを推理し、作者である等伯の画業の歩みを辿ります。長谷川一門を共に支えた息子・久蔵の存在や、時の天下人であった豊臣秀吉の命を受け親子で制作した障壁画「楓図」「桜図」(国宝/智積院蔵)など、松林図へとつながるエピソードを解説し、作品の持つ魅力に迫ります。
※国宝「松林図屛風」の英語名称について、現在、東京国立博物館では「Pine Forest」としていますが、本VR作品では制作当時のまま「Pine Trees」と表記しております。ご了承ください。
【監修】東京国立博物館、文化財活用センター
【制作】TOPPAN株式会社
収益の一部を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付します
能登に生まれた長谷川等伯の傑作「松林図屛風」にちなんで、通常鑑賞料金に寄付金額100円を上乗せした「能登応援チケット」も販売。
これに加え、シアターからも全体の収益の一部を寄付いたします。
上演期間
※上演スケジュール・定員は都合により変更する場合がございます。
2025年1月2日(木)~4月20日(日)
開演時間
水・木・金
12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
土・日・祝・休日
11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
※1月2日(木)、1月3日(金)は11:00回から上演します。
※所要時間 : 約35分
※各回定員 : 90名
※途中入場はできません。
※入場時間直前は大変混雑が見込まれます。チケットは開演時間よりも余裕をもって、できるだけお早めにご購入いただきますようお願いいたします。(当日券のみ)
