ミュージアムシアターについて

2018年1月
 リニューアルオープン!

より明るく、色彩豊かな表現へ。
「TNM & TOPPANミュージアムシアター」は、さらなる映像表現の追求によって、
文化財のもつ美しさを存分にあじわえる空間として生まれ変わります。

TNM & TOPPAN
ミュージアムシアター

長い歴史のなかで生まれ、大切に守り継がれてきた文化財の数々。
東京国立博物館の貴重な所蔵品を中心に、VR(バーチャルリアリティ)による新しい鑑賞方法を体験できるのが
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」です。
超高精細4K 映像を映しだす迫力の大スクリーンは、文化財の姿をあざやかに映し出し、かつての姿の再現や、
まるで実物に触れられるかのような空間を楽しむことができます。

さあ、バーチャルリアリティで時空を超え、
文化の新たな魅力に出会う旅へでかけましょう。

臨場感あふれる大迫力のバーチャルリアリティ

目の前いっぱいに広がる、横幅6.6メートル、高さ3.7メートルの大型スクリーン。
そこに映し出される超高精細なVR映像では、
文化財の質感や肉眼では見ることのできない細やかな造形まで
じっくりと堪能することができます。
広々としたシアターで、ゆったりとくつろぎながらご鑑賞ください。

2016年VR作品
『洛中洛外図屏風 舟木本』より

ナビゲーターによるライブ上演で文化財の世界へ

ナビゲーターは皆さまと一緒に文化財の世界を旅する案内役です。
ナビゲーターがVR映像を操作しながら進行するスタイルは、
お客さまとのコミュニケーションを通じて文化財への理解を
より深めていただくためのシアターならではのもの。
絵画や工芸品、建築など、テーマごとにナビゲーターとの
一期一会の時間をお楽しみください。

2017年VR作品『江戸城の天守』より

2016年VR作品
『日本工芸の名宝 色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱』より

文化財を精確に再現する最先端のデジタル化技術

文化財がまるで目の前にあるかのように、リアルに感じられる秘密。
それは、形や色を精確に記録するための超高精細撮影や立体形状計測、
色彩計測など、トッパンの高精度なデジタル化技術に支えられているから。
アーカイブデータを活用することで、
通常は見ることのできない向きからの視点や、かつての色彩の再現など、
デジタルならではの新しい鑑賞方法を実現しています。

文化財の価値と魅力をいまに伝える学術的監修

ミュージアムシアターのこだわりのひとつは、現存しないものや、
保存の観点から近づいて鑑賞できないもの、内部の構造など「見ることのできないもの」の可視化。
技術的な精確さだけでなく、博物館の研究員をはじめとした専門家、有識者による監修を受けることで、
学術的にも確かな価値のあるバーチャルリアリティ作品を生み出しています。

VR(バーチャルリアリティ)とは

バーチャルリアリティでは、コンピュータでリアルタイムに生成される高精細な映像空間の中を移動しながら、あたかも自分がその場にいるかのような感覚を体験することができます。ミュージアムシアターでは、保存上の観点から年間の公開日数が制限されている貴重な文化財を鑑賞する手法として、研究・公開を行っています。

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トッパン VR・デジタルアーカイブ